メニュー

薬が有効な場合と効かない場合と

薬が有効であることが期待される場合には、みゆきクリニックも、薬を処方します。
抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠導入剤・気分調整薬・抗不安薬・漢方薬を使います。

お薬というと、どんなものが出されるのだろう、飲んでも大丈夫なのだろうか等
いろいろ御心配なことがおありだと思います。

ここではFAQ方式で、お薬についてご説明します。

注:みゆきクリニックは、可能な限りお薬を少なくする方針を取っています。
  多剤併用は行っておりません。
  患者さんが症状を訴えるたびに薬を増やすようなことはありません。
  複数のお薬を希望される方には、みゆきクリニックは、向いていないかと存じます。
  当院のホームページをご覧のうえ、治療方針を把握なさってからご予約下さい。

Q1. 精神科、心療内科で扱うお薬には、どんなものがあるのですか。

A1

大きく分けて、抗うつ薬・抗不安薬・非定型抗精神薬があります。

Q2. 抗うつ薬とは、どういうものですか。

A2

憂鬱感、抑うつに伴う気分の浮き沈みを調整するお薬です。
従来からある「三環系抗うつ薬」と、新しいタイプの「SSRI」「SNRI」等があります。

Q3. 抗不安薬とは、どういうものですか。

A3

不安、緊張、イライラ、不眠、等を改善します。

Q4. 薬を飲めば、誰でも、同じような効果があるのですか。

A4

薬を飲んだ感じというのは、個人差があります。

同じ薬を飲んでも、効きすぎる人もいれば、全然効かない人もいます。
またこの個人差は、病気の重い、軽い、といった病気の程度には関係ありません。
同じ薬にも合う人、合わない人といて、この個人差を、薬を飲む前に判定することは難しく、
飲んでみないと判断できない面があります。
薬を飲んで、合わないと感じたり、困ったことがあれば、遠慮なく医師にご相談下さい。

薬の飲み始めの初期の時期、どうしても飲むのが辛いと感じたら、
服用を中止して、次回の診察の際に医師にご相談下さい。

Q5. 他の薬と併用しても大丈夫ですか。

A5

一般的には大丈夫です。

他の薬と併用する場合には、飲む時間を1時間くらい、ずらしてください。
他の薬と併用する場合、他の薬の作用が増強される場合があります。
消炎鎮痛剤や抗アレルギー剤の中には、併用を避けた方が良いものもありますので、
病院を受診したら、必ず今飲んでいるお薬について、医師に報告して下さい。

Q6. 車の運転は大丈夫ですか。

A6

人によっては、薬を飲むと、日中にも眠気が残ることがあります。

眠気がしたり、ボーとしたら、無理をせず、少し休んで下さい。
薬によっては運転の禁止されている薬剤があります。医師にご確認下さい。

Q7. 副作用が心配です。

A7

どんな薬にも副作用はあります。

病気によっては、薬を飲まなければ治療が出来ないものもあります。
薬は、副作用というリスクを考えても、効果やメリットが大きい場合には迷わず服用します。

薬の副作用を恐れるあまり、薬を飲まずに、
いたずらに症状を長引かせることの方が、損失が大きい場合があります。

特に、双極性感情障害Ⅰ型や、統合失調症の場合、初期治療がとても大切です。
早めに治療を始めれば、比較的短時間で回復し、予後も良好です。

しかしながら、薬剤の効果があまり期待出来ない病態であるにも関わらず、
患者さんが症状を訴える度に、薬を増やしてしまう医師が時々いますが、


その薬がその方に本当に必要なのか、どの位の効果が期待出来るのか
医師は真剣に考えて、処方すべきであり、必要性の低い安易な投薬は、慎むべきです。

Q8. 習慣性はないのですか。

A8

SSRI、SNRI、抗うつ薬には、習慣性はないと言われています。

しかし、SSRIやSNRIは、薬を減薬するときに離脱反応を起こりやすい傾向があります。
睡眠薬、抗不安薬には、習慣性がありますので、長期間の服用はお勧め出来ません。

Q9. 調子が良いので薬をやめたいのですが。

A9

SSRI、SNRI、抗うつ薬等をいつやめるかは、大変難しい問題です。

薬を中断した為に症状が悪化することが、多いからです。
自分の判断でやめてしまわずに、必ず医師と相談しながら、ゆっくりと、慎重に、減らしていって下さい。

Q10. 自分から、薬も通院も辞めてしまったのですが、また調子が悪くなりました。

A10

自己判断で通院を中断してしまうと、暫くの間は良いのですが、数か月たつと、症状が再発し、悪化してきます。

同じ医師のところへまたかかるのは気が引けるという方がいらっしゃいますが、
病気の経過を見て知っている、同じ医師に再度かかられることが良いのですが・・・

薬を出すばかりの主治医の治療方針に疑問を感じている場合や、
何らかの理由で病院を変わりたいと思われる場合には、紹介状を貰っておくと良いでしょう。

Q11. 身体に発疹が出ました。

A11

すぐに薬を飲むのを中止して下さい。

薬を飲んで、アレルギー反応を起こすことがあります。


発疹は、薬が原因で出ることもあれば、食べ物やその他の原因で出ることもありますが、
身体に腫れたような発疹が出来た場合には、薬のアレルギー反応を疑って、即座に服用を中止し、
出来るだけ早く、皮膚科などの専門医の診察を受けてください。

Q12. 妊娠中も薬を飲んでも大丈夫ですか。

A12

原則として、薬は中止して下さい。

例外として、薬による胎児への影響より、
薬の中断による症状の悪化の方が、より深刻な事態が予想される場合には、服用を続ける場合もあります。

みゆきクリニックでは、妊娠を予定している人、妊娠中の方には、薬は使いません。
オーソモレキュラー療法・分子整合医学で治療しています。

妊娠中でも安心して続けることが出来ます。

まとめ

以下は、症状ごとに対応している薬です。

統合失調症

抗精神病薬 

双極性感情障害Ⅰ型

抗精神病薬、抗うつ薬、睡眠導入剤、気分調整薬 

メランコリー親和型のうつ病

抗うつ薬、睡眠導入剤、漢方薬 

寝付きの悪いタイプの不眠

睡眠導入剤、漢方薬 

 

 

 

 

以下の方々は、薬での改善があまり期待出来ません。万遍と薬を飲み続けることはお勧めしません。

薬が効かないので、次々と薬が加えられてしまい、多剤併用療法になりがちな方たちです。
薬の効果が乏しいにも関わらず、長く薬を服用し続け、副作用で苦しんでいる方もいます。

薬を飲んでいるのに、改善しないでお困りの方は、ご相談下さい。

  • 双極性感情障害 Ⅱ型 
  • 新型うつ病 
  • 非定型うつ病 
  • パーソナリテイ障害 
  • 摂食障害 
  • 育児ストレス・現代型産後うつ
  • 一部の発達障害

 

薬が効きにくい問題に対しては、みゆきクリニックでは、オーソモレキュラー療法カウンセリングで治療しています。

薬を出されるばかりの治療に疑問を感じている方は、ご相談下さい。

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME