ウツの治療に食事の改善とのNHKニュース
NHKのニュース(2026年9月27日放送)
うつ病の患者さんに食事改善を指導したら
うつが改善したと報道されていたのをご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
みゆきクリニックが10年以上前から言ってきたことです。
やっと時代が追いついてきた感じです。
しかし
オーストラリアの報告ですので、そのまま日本人に適応できない面もあり、注意が必要です。
報道されていたのは、オーストラリアの研究で、
主に腸内細菌叢にフォーカスして、伝えていました。
食事指導の内容も、果実・野菜・オリーブオイルを積極的に食べようと言う、
地中海食を推奨するものでした。
これは間違いではないのですが、日本人には注意が必要です。
日本人は 腸内細菌叢が特徴的ということはよくしられていますが、
同時に、日本人とオーストラリア・欧米人とでは、
蛋白摂取量や、消化能力がかなり異なることを知っておく必要があります。
オーストラリアや欧米の食事では、毎日 肉を数百グラム食べることは珍しくないですが
日本人でそこまで肉を食べる人は珍しく、タンパク質の摂取量が非常に少ないことが大きな問題になっています。
更に
日本人は体質的に油の消化が苦手ですので、オリーブオイルを推奨する地中海食が必ずしも向いている訳ではありません。
それだけではなく、質の良いオリーブオイルは、入手が困難です。
これは別のところで述べました。
果物も必ずしも良いとは言えません。
海外の果物に比べ、日本の果物は非常に糖度が高く、お菓子並みの糖質がありますので
甘くて美味しい日本の果物は、フルーツではなく、スイーツとして考えなければなりません。
ですのでデザートとして少量食べるなら良いのですが、沢山食べることはお勧めできません。
やはり日本人は、伝統的な日本食を食べることが一番合っているように思います。
地中海食に関しては、たくさんのデータがあるので、評価されていますが
和食と健康を関連づけるデータが余りないので、世界的な評価につながっていませんが、
もし大規模にデータを取ったとしたら、地中海食より良い結果が出るかも知れません。
タンパク質 野菜を中心に最後にお米を少量食べる和食のスタイルが最も望ましいと思います。
但し、
和食の最大の欠点は、砂糖をたくさん使うことですので、砂糖を使わないで調理をする工夫が大切です。
