サントリー新浪会長と大麻 CBD
大麻には、
CBD(カンナビジオール)と言う薬として使われる成分と、
THC(テトラヒドロカンナビノール)という麻薬として作用する成分とがあります。
CBDは薬として有用で、
抗不安作用、抗痙攣作用、抗鎮痛・抗炎症作用等 多彩な効果を持っており、
不安・パニック・PTSD・うつ・不眠・てんかん等の治療に使われています。
一部には、パーキンソン障害にも有効であると言う報告もあり、日本では正式に認可されていませんが、
本当なら、夢のような改善例が多数、報告されています。
CBDでしかてんかん発作をコントロールできないお子さんの症例もあり、
とても意味のある、重要な作用を持っています。
犬には てんかん が意外と多いので、犬用のCBDもあり、愛犬家にとっても大切なものです。。
鎮痛効果もあるので、痛みの治療にも使われています。
量によって、不眠を改善したり、昼間の眠気を改善したりできるという、相反する効果まであり、
サントリーの新浪会長がいう、時差ボケにも有効性が期待できます。
一方、THCは麻薬として作用しますので、CBDを薬として使用したい場合、
大麻からTHC成分を完全に除去する必要があります。
日本で流通しているCBDは、大麻からTHC成分をほぼ完全に除去したものです。
しかし、「完全に100%」除去することは難しく、多少、THC成分が残ってしまいます。
このTHC成分がどのくらい残っているのか、が問題になってきます。
2024年12月12日に日本の法律が変わり、THCの濃度の成分規制が非常に厳しくなりました。
CBDオイルに含まれるTHCは、0.0001%以下 にせよ、
というものです。
12月11日以前に日本に流通していたCBDは、
0.0001%以上のTHCを含んでいましたので、従来のものは全て破棄され、
現在 日本で流通しているCBDは、THC濃度が0.0001%以下のものです。
もし、THCが0.0001% 以上含まれていたら、麻薬取締法に違反することになります。
しかしこの規制は、非常に厳しいもので、
CBDを作っている海外の会社は、日本の市場向けに、非常に厳しい基準をクリアするよう、
製造工程を変更せざるを得なかった、と聞いています。
日本では大麻の栽培が許されていませんので、CBDは全て輸入品です。
サントリーの新浪会長は、時差ボケ対策として
CBDを使用されていたと言うことですが、世界を飛び回り、多忙を極める方にとって
時差ボケ対策は非常に重要なことなのでしょう。
しかし、アメリカのCBDは、
日本の厳しい成分規制を超えるTHCが含まれている可能性があります。
日本の成分規制を遵守したCBDを海外で購入するのは、難しいかも知れません。
アメリカでドラッグストア等で普通に売られているCBDを購入して
帰国される方もいらっしゃることと思いますが、
悪気なく、麻薬取締法に抵触する危険がありますので
充分に注意して下さい。
