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医療費は適切なのか? 本質的な治療って?

[2025.05.14]

みゆきクリニックには
他院から転院して来られる患者さんもたくさんいらっしゃいます。

たいていは
やる気がでない、よく眠れない

と訴えるたびに薬が増えていく前医師のやり方に疑問を感じて、
薬を多用しない治療を求めて、探して、みゆきクリニックに辿りつきます。

他方
みゆきクリニックのことは良く知らないけど、
近所に転居してきたので、近くだから、という理由で、
前医師からの紹介状を持って来院される方もいます。

先日初診で来られた20代前半の若い男性
たまたま会社が近くにあるということで来院されました。

紹介状を見て、驚愕しました!

抗うつ薬 2種類 最大量
抗精神病薬 1種類
気分調整薬 1種類
睡眠導入剤 1種類 最大量

23歳という、
決して深刻な大うつ病状態にあるわけではない、

意欲が低下している状態にある若者に
これだけの複数の薬 というのに驚きました。

やる気が出ない、と訴えるたびに、薬が増えていったそうです。

しかし
飲んでも効果を感じないので半分くらいは飲まずに捨てていた、と・・・。

試しにこの患者さんの1か月の治療費を計算してみました。
診察費 4620円
薬代30日分 18231円

18231円の薬代のうち、半分を捨てていたとしたら、
毎月1万円近くが無駄に捨てられていたという計算になります。

これを医療費の無駄遣いと言わずして、何というべきでしょう!

この若者は典型的な新型うつの状態で
本質はうつ病ではなく、糖質過多の食事内容にあると考えて良いので

(新型うつ病はうつ病と名付けたのが間違いと、塙は10年以上前から言っています)

治療は薬ではなく
食事の改善の仕方を指導することなのですが

食事のことは一切聞かずに
「やる気がでない」=「うつ病」=薬の治療
⇒ 効果が出ない ⇒ 薬を増やす

と言う治療がまかり通っている精神科医療の現状に、強い憤りを感じます。

うつ病ではなく、食事内容に問題があるのですから
薬が効かないのはむしろ当然なのに

薬が効いていないと勘違いして薬を増やすって、
今の精神科医療は、余りにも短絡的な思考の医師が増えてしまっているように思えてなりません。

これでは医師と製薬会社が儲かるだけで
患者の人生は救われません。

患者さんも学ばなければなりません。
薬は対症療法であり、必要な場合もありますが。
薬だけで人生の質は良くなりません。

自分が求める医療は何なのか、人生の質を良くする治療、どうやったら手に入るのか
医師任せにせず、しっかり自分で考えなければ、無用な薬を何年も飲まされることになります。

本質的な改善は、薬だけでは得られません。

本質的な治療をすれば人生は変わります。

人生が変わる治療
より良い人生を手に入れましょう。

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