産業医
精神神経学会の産業医講習会に参加していました。
繰り返し話題になることは、だいたい、こんな内容です。
・休職を繰り返すケースへの対応に苦慮していること
・薬を飲んでいると復職後のパフォーマンスが悪く、復帰しても職場で不適応を起こしやすい
・発達障害の傾向があるが、診断基準を満たさないので、診断や対応に困る社員が増えている
・鬱 休職を繰り返す社員が一定数いて、困っている
・発達障害の傾向を隠して仮面をかぶっている社員もいて実態が分からない
皆さん真面目に議論されているのだけど
DSMで診断して、うつ病として治療してって話ばかりで
お医者さん同士の議論には、栄養のエの字も出てこないので、改めてびっくりしました。
多くの産業医が対応に苦慮している問題って
栄養の問題でそうなっている場合が殆どだと思うのだけど
栄養指導で改善できる場合が多いと思うのだけど
栄養を全く考慮しないままで産業保健を語っても、限界があると思うのだけどなあ。
これで良いのだろうか。
唯一の救いは、一人だけ 某大学教授が
「DSMで診断することには限界がある」と言っていたことかな。
そうなのよ、DSMだけで診断したら、過剰診断になってしまのよ、栄養のこと考えようって、その教授に教えてあげたい。
ビタミン・ミネラル不足から現れる症状は、うつ病や発達障害と見分けがつかないくらい似ています。
