メニュー

どうやって病名をつけるのでしょう 1

[2010.10.25]

心療内科を受診したら、簡単な問診だけで うつ病と診断された

幾らか浪費をしたことがあると話したら、それだけで 双極性感情障害 と診断された、

○×式の質問票を渡され、それに回答したら 妄想性人格障害 と診断された




等々、様々なお話をよく聞きます。

皆さん、納得がいかないのでしょう。




かつての精神医学には診断基準というものがなく、曖昧さの残るものがありました。

同じ人が病院を受診するたびに病名が変わると言うことも珍しくなかったのです。

関東と関西ではまた違う、九州もまた違う、診断名も薬の処方の仕方も、

地方によって、独特の文化と呼べるようなものがありました。




事情は欧米でも一緒で、同じ人に複数の病名がつくことは珍しくなく、

これではいけない、ということいで、「診断基準」が策定されました。

現在世界で使われている診断基準は DSMとICDの2種類があります。

多くの医師が、この診断基準に基づいて診断をしています。




ですが、そこには様々な問題が・・・・・。









-----
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME