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伊藤健太郎さんの逮捕につて思うこと

[2020.10.29]

人気俳優の伊藤健太郎さんが、ひき逃げで逮捕されたというニュースが駆け巡っています。

被害者の怪我をされた方には、心からお見舞いを申し上げます。

事故を起こして、逃げたことは決してあってはならないことですが、
事故後、すぐに現場に戻ったということですから、本当に逃げきるつもりはなかったのでしょう。

人身事故という、経験のない、未知の、それも自分のしでかしたことの重大な事態に遭遇して、冷静でいられる人はいないでしょう。
誰だって頭が真っ白になって、パニックしてしまいます。

まだ23歳、深刻な事態に遭遇したときの経験も、心構えも、備わっているにはまだ遠い年齢ですよね。

パニックすると、人でも動物でも、脈絡のない、意味不明の行動を取ってしまいます。

意味も無く、ウロウロと、周囲を歩き回るだけだったり、
いきなり走り出しては、また別の方向に走り出す、なんてことも。
誰しもパニックしたら自分を見失ってしまいます。
パニック時には、理性は失われているのです。

伊藤健太郎さんは、どうしていいか分からず、パニックして、逃げてしまったのでしょう。

でも、すぐに戻った。
たとえ短時間とはいえ、逃げたことを決して容認する訳ではありませんが、
人は弱く、パニックした時の適切な対応を見失いがちな存在です。

人気俳優ともなると、ここまで繰り返し、繰り返し、大きく取り上げられてしまうことで、
それだけで充分過ぎるほどの社会的制裁を受けていると言って良いのではないでしょうか。

将来のある若者の、一瞬の迷いが起こしてしまった事態を、周囲は暖かく見守ってあげることはできないものでしょうか。


伊藤健太郎さん、ご自分を全否定しないで下さいね。
この経験を生かして、更に深みのある俳優さんに、成長して下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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