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憂鬱は悪いこと・・・?

[2011.01.21]

以前、憂鬱は高度な精神活動の表れであると書きました。


憂鬱には、マイナスイメージが強く、
憂鬱になりやすい人は負け組として位置づけられてしまいがちです。

現代社会は効率の良さが求められるので、大人にも、子どもたちにも、

悲哀や抑うつに浸るような時間的な余裕を許してはくれないのでしょう。




光と影、明と暗があるように、物事は全て一面的にとらえることはできないはずなのに、

悲哀や憂鬱は分が悪くて、感情を排して、無かったことにして、見ないでいる人の方が

適応が良いという社会の要請は、大きな社会病理を抱えているとも言えるでしょう。

無かったことにして見ないようにして排除したことは、いつかわが身に跳ね返ってくるのですから。




精神分析を受けることの意味は、この悲哀や憂鬱に浸る時間を、堂々と保障してくれる

というところにあると言うことも出来ます。

一見マイナスの様に見えることに対しても、決して善悪の区別をつけるのではなく、
そこに意味を見出していこうとします。







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