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被災地の子どもたち

[2011.06.06]

震災から3カ月が過ぎようとしています。

今回の震災で、東北の方々の忍耐強さや、家族の絆といったものを、

改めて考えさせられました。



私は人間には2つのタイプがあると考えています。

愛されて育った人と、愛されずに育った人です。



同じ精神疾患にかかっても、愛されて育った人は治りが良いのですが、

愛されずに育った人は、なかなか改善せず、治療が長期化することも少なくありません。


東北の方々の忍耐強さや寛容さは、彼らが愛されて育った人たちなのだということを

示しているように思います。



でも、東北にも、愛されずに育った人たちはいるはずです。

愛されずに育った東北の人たちは、被災地でどうしているのだろう・・・

とふと考えてみます。


彼らは人を信用できないので、自分から援助を求めることが苦手です。

誰かが自分のことを考え、心配してくれることがあるということを、

想像できないのでしょう。


一方、自分はこんなに困っているのだから周囲は自分を助けて当然だと

傲慢で要求がましい態度を取ることもあり、

周囲は辟易とさせられ、その人へのサポートから手を引いてしまい、

結果的にその人は予想通り適切な援助を受けられないことになってしまいます。



愛されずに育った人たちも、表面的にはごく普通の人たちですので、

内的に問題を抱えているようには見えないことも少なくなく

内的な問題を隠すことも上手ですので、適切な援助から漏れてしまっていないか・・・



特に子どもたち、親から充分な愛情を注がれないまま被災した子どもたち・・・

もし震災で親を失っていたとしたら、自分のせいで親が死んだように感じて

過度に自分を責めていないだろうか・・・

彼らは他者への信頼や愛情を獲得した大人になれるだろうか・・・

愛されずに育った子どもたちは、どこへ行ったのだろう・・・・

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