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食事の後はお散歩を

[2011.01.24]

フロイトは、自宅で開業していましたので、毎日昼食の後1時間ほど散歩をすることを日課にしていました。

現代では、食直後の軽いウオーキングは、糖尿病予防に効果があると言われていますが、

はるか百年近く前にそれを実践していたことになります。

そのおかげか、上顎癌を患いながらも、あの時代としてはかなりの長寿だと思うのですが、

83歳まで生きられました。


フロイトの散歩の途中にある時計屋さんは、フロイトが毎日決まった時間に店の前を通るので

時々その時間がずれると、店の時計が間違っているのではないかと思ったという逸話が残っていますが

哲学者のカントもまた、カントの散歩の時刻に合わせて、

町の時計屋さんが店の時計の針を合わせていたと読んだことがありますが、

ドイツ語圏の方は、とても几帳面です。


フランスやイタリア、スペイン等のラテン系の国の方たちは

待ち合わせの時刻にやっと外出の準備を始めるくらいですから

同じヨーロッパ人でも、随分違いますね。


そのウオーキングですが、食事の後に2030分歩くのが理想です。

それ以上歩くと、今度は足の筋肉が張ってしまうので、そうならない程度にとどめておく方が良いでしょう。

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