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鬱の時の食事

[2019.04.12]

鬱状態にある人は、仕事や学校にに行けないだけではなく、家事も出来ない状態になります。

一人暮らしの方ですと、料理が出来ないので、菓子パン・カップ麺・コンビニ弁当 
等を食べることが多くなります。これは、糖質過多の食事です。

糖質の代謝にビタミンB群、特にビタミンB1が消費されますので、
ビタミンB不足による憂うつ、気分の低下に拍車がかかり、鬱が悪化します。

鬱の時こそ、本当は、肉 魚 野菜が 必要です。
みゆきクリニックでは、料理が出来ない患者さんには、缶詰の使用を勧めています。
買い置き出来て調理の手間がないので便利です。缶詰を開けて、そのまま食べるだけです。

とにかく、食べやすいものではなく、肉・魚・卵といったタンパク質を食べることが重要です。

 

経済的に余裕のある方には、メイドサービスを勧めています。
家事のプロが自宅に来て、3時間で10品以上のおかずを作っていってくれます。
メイドを紹介するサイトがあるので、利用してみて下さい。

しかし、よくよく患者さんの話を聞いてみると
メイドサービスは利用しても、作って貰った料理を食べない人が意外に多いことに驚きます。

さらに話を聞いてみると
メイドさんが作って、タッパに詰めておいてくれた料理を、
冷蔵庫から出して、食べる分だけ取り分けて、電子レンジで暖める、ということが出来ない方もいます。
そういう場合は、1回に食べる量だけ、小さめのタッパに詰めて貰うようにして貰います。

患者さんの話は、よくよく聞いてみないと、お一人おひとりに合った指導が出来ません。

 

 

 

 

 

 

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