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筋トレは頑張らないで

[2011.01.27]

みゆきクリニックにはアスリートの方も通院されて来られますが、

アスリートの方と言えども、意外にも旧態依然とした方法で

トレーニングをされていることに驚かされます。



全身の細かい筋肉に配慮したメニューを日替わりで組み合わせてインナーマッスルを鍛え、

身体の軸をしっかりさせた上で、競技の内容に応じて大きな筋肉を鍛えれば、

故障を少なくすることに繋がります。



一般人には、大きな筋肉はそれほど必要ありませんが、

故障の少ない身体を作るには、一般人もアスリートも同じです。

インナーマッスルと全身の筋肉のバランスがとても重要です。


なのにトレーニングと言うと、アスリートも一般人も、何故か大きな筋肉を鍛える方法ばかり。

殆どのジムでも、そういうマシーンしか置いてありません。

これでは、健康の為にと思ってせっかく運動をしても、故障を招きかねません・・・。



肺癌の手術を受けられた70歳代のニュースキャスターの方が、

術後、トレーニングで、肉体改造と称して、大腿四頭筋や大胸筋を鍛えている様子が

ニュースで紹介されていましたが、バランスの良い筋肉を作ると言う考え方からすると、

70歳代になってそのようなことをなさるのは感心しません。

下手をするとぎっくり腰になります。


折角運動をなさるなら、怪我や故障のない方法で、続けて頂きたいと思います。









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