メニュー

飢餓の歴史と栄養素

[2020.05.01]

飢餓の歴史

人が食べ物を比較的不安無く手に入れられるようになったのは、

歴史的に見てもここ数十年のことです。

 

人の歴史は飢餓との戦いでした。

長い長い飢餓との戦いの中で、ヒトは飢餓に耐えられるように進化してきました。

充分な栄養素がなくても、どうにか生きられるように、進化してきたのです。

飢餓に耐えられるなら、食べなくても良いのかって?

とんでもない。それは違います。

飢餓に耐えられる為には、身体の中のどこか、

身体の機能の何か、細胞の何かが犠牲になっていることを意味します。

飢餓の時は、生きてはいるけれど、部分的に死んでる、そんな感じでしょうか。

 

自然免疫を改善するには・・

自然免疫の改善には、なんと言っても、運動と食事です。毎日の生活習慣の改善です。 

そして、人として、穏やかに安定し、思考し、働き、学習し、病気を予防し、免疫を上げる為には、

細胞全体に栄養素をくまなく行き渡らせることが必要になってきます。

 

しかし、人間は飢餓に強くなるよう進化してきたので、
少しの食料でどうにかなるように出来ているため、
全ての細胞に栄養素を行き渡らせようとすると、ものすごい量を食べる必要が出てきて、
今度はカロリーオーバーという別の問題が起こってきます。

 食べなくてはダメ 

食べ過ぎてもダメ、

飢餓に耐えられるようになった反面、
人らしくあるための
永遠の矛盾がそこにあるのです。

 

ヒトはカロリーオーバーしない範囲で食べているだけだと、栄養素が足りなくなる場合があります。

特に才能豊かな人とかは、そういう傾向強いかな、という印象あります。

 

細胞内の栄養素のインバランスを、食べ物だけで改善しようとすると、
オーソモレキュラー的には、莫大な量を食べる必要があります。

毎日ほうれん草を4mg食べ、

レモンを100個、

イワシを35匹、

肉を400g・・・

到底無理です。

 

食べ物では賄いきれない栄養素を、サプリメントで補充し、
細胞のインバランスを整えよう、というのが、オーソモレキュラー療法の考え方です。
そして、ウイルスを攻撃する免疫細胞も、この栄養素から作られています。

 

コロナウイルスに感染するリスクは誰にでもあります。
でも、免疫力がしっかりあれば、感染しても、さほど怖くないのです。

 

特にビタミンDは太陽を浴びると体内で合成出来るので
UVカットしないで、シミを気にせず、毎日太陽を浴びることも大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

-----

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME