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D氏 3

[2011.02.22]

私が医師になりたての頃は、明治・大正生まれの患者さんも多く、

私は彼らに実に多くのことを学びました。


彼らは、御自分の要望や希望、意見、質問等はされますが、

決してクレームになることなく、穏やかに、しかし言うべきことはきちんと話されていました。

相手の間違いや失敗にも、寛容さがありました。


「人としての態度」といったものは、その年代の方たちの方が、

数段上だったように思い出されます。

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