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統合失調症

近年、症状のはっきりしない統合失調症の方が増え、診断はとても難しくなってきています。

かつての統合失調症の症状は、幻覚・妄想・幻聴を症状の中心としており、症状がはっきりしていて、精神科医であれば診断に迷うことはありませんでした。

典型的な統合失調症の症状
  • 部屋の中に盗聴器が仕掛けられている
  • 頭の中で声がする
  • 自分の考えが声になって聞こえてくる
  • 誰かが自分を監視している
  • 誰かに後を付け狙われている
  • 誰かが自分に悪意を持っていて悪口を言っている

診断しにくくなった統合失調症

みゆきクリニックにも、他院から転院していらした方で、うつ病や不安障害と診断され、抗うつ薬や抗不安薬を処方されていたけれども、なかなか症状が改善しなかった、という方の中に、実は統合失調症だった、という方がいらっしゃいます。

統合失調症は、うつ病や不安障害のお薬では改善しません。統合失調症の治療の第一選択は、薬です。統合失調症の改善の為に開発されたお薬を、一生涯にわたって飲む必要があります。

最近増えている統合失調症の症状
  • 何となく奇妙・・・・何となく変・・・
  • 自動的にある考えが浮かんでくる・・・
  • 何となく以前と人が変わった様に見える・・・
  • 何だか時々ふさぎこんでいるように見えるが、うつ病だろうか
  • 突然パニック様の発作を起こすこともある

統合失調症 ナイアシン欠乏としての側面

統合失調症の方は、ナイアシンのレセプターが病気ではない人に比べて、10分の1しかない、というジョンスホプキンス大学の研究報告があります。

「ペラグラ」は、ナイアシン欠乏が原因で起こる病気で、皮膚症状、下痢、幻覚・妄想状態を呈します。カナダの精神科医でオーソモレキュラー療法の創設者、エイブラム・ホッファー医師は、ペラグラと統合失調症の関係に注目しました。そして、統合失調症の治療に積極的にナイアシン(ビタミンB3)を使用しました。積極的に、というのは、1日に3000~6000ミリグラムという大量投与です。

統合失調症は、早期発見、早期治療が何より大切

統合失調症は正しく診断をして、可能な限り早期発見・早期治療をすれば、学校や会社に適応しながら、普通の学生生活、会社員生活、家庭生活を送ることは充分可能です。結婚して子供さんを育てることも可能です。

みゆきクリニックでは、統合失調症の方の治療は、薬の服用をして頂きながら、同時に、オーソモレキュラー療法を併用し、治療しています。一生涯にわたり治療を続けることが必要ですが、全く普通の生活を送ることは可能です。

治療

統合失調症の治療の最優先は薬です。
統合失調症の方の中に、薬を飲まずに治療をしたい、と希望される方もいます。しかし、統合失調症の治療に、薬はとても大切です。薬を減らすことは出来ますが、薬を無しにすることは出来ません。

統合失調症の方は、ナイアシンやビタミンB群が欠乏している方が多いと言うことが分かっています。ナイアシンをはじめとしたサプリメントを大量に服用することで、薬の量を可能な限り少なく減らすことが出来ます。

みゆきクリニックでは、統合失調症の薬を少量服用して頂き、同時に、ナイアシンの大量投与を行っています。統合失調症の改善には、薬とサプリメントの併用が有効です。

ナイアシンをはじめとするサプリメントは、ただ飲めば良いというものではありません。改善するには、その人に合った至適量を飲む必要があります。どの位の量を飲むと改善するのかは、非常に個人差が大きく、判断がとても難しいので、医師と患者さんとで、よく相談しながら、服用量を探っていきます。

統合失調症の方の場合、予想外にたくさんの量を必要とすることが多くあります。市販のサプリメントは、内容量が低すぎて、効果はありません。海外からの輸入したサプリメントの中には、高用量をうたっているものもありますが、果たしてその成分をどこまで信用出来るかは・・・・不明です。

入院治療

幻覚や妄想が激しく、奇異な行動が目立つ場合、入院治療が必要です。
多くの方が「入院だけはしたくない」と仰いますが、症状が重い場合には、外来通院だけで治療することは困難で、入院した方が改善は早く、後々の経過も良好です。特に、統合失調症の最初の段階で入院すると、その後の経過が良くなります。必要な時には、思い切って入院を決断して下さい。

入院には、原則として御本人の同意が必要です。御本人の同意が得られない場合には、ご家族の同意のもとに入院することも可能です。

退院したら、みゆきクリニックへ通院して下さい。薬を徐々に減らしながら、ナイアシンを始めとしたサプリメントを服用していきましょう。

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