ウイルスや細菌に負けない心と身体を作ろう
ウイルスや細菌に負けない、感染症に強い身体を作りましょう。
人の身体は数十兆個の細胞で成り立っています。
ヒトの細胞の全ては、栄養素から成り立っています。
栄養素とは、タンパク質・ビタミン・ミネラル・糖質・脂質のことです。
栄養素を元に、人間活動の全て、
思考すること
学ぶこと
働くこと
眠ること
起きること
歩くこと
運動すること
ウイルスに負けない免疫力をUPするのも
ウツになりにくいストレスに耐えられる心を作るのも
全てが栄養素から成り立っています。
どうして栄養素だけでヒトの全てが成り立っているのかは、本当に不思議なことですが、
ヒトという究極の複雑系が、全て栄養素で作られているなんて、奇跡としか言いようがありません。
オーソモレキュラー療法・分子整合医学では、
栄養素のバランスを細胞レベルで整えることで、病気を予防したり改善出来る可能性がある、と考えます。
細胞内の栄養素のインバランスを補正し、生体の自己治癒力を高め、疾病を予防し、改善させようとするもので、
非常に合目的的な治療法なのです。
ウイルスに負けないために、人類の歴史から振り返る
人が食べ物を比較的不安無く手に入れられるようになったのは、歴史的に見てもつい最近のことです。
人の歴史は飢餓との戦いでした。
長い長い飢餓との戦いの中で、ヒトは飢餓に耐えられるように進化してきました。
充分な栄養素がなくても、どうにか生きられるように、進化してきたのです。
飢餓に耐えられるようにするために、身体の中のどこか、身体の機能の何か、細胞の何かを犠牲にしても生きていられます。
飢餓とは、生きてはいるけれど、部分的に死んでる、そんな感じでしょうか。
人間は飢餓に強くなるよう進化してきたので、少しの食料でどうに生きていけるようにできています。
しかし、全ての細胞に栄養素を行き渡らせようとすると、かなりの量の食料を食べる必要があり、
今度はカロリーオーバーという別の問題が起こってきます。
普通に食べているだけでは、数十兆個の細胞全体に栄養素をくまなく行き渡らせることが出来ないのです。
食べなくては生きて行けない
食べ過ぎてもいけない
食べなさすぎだと不具合が起こる
飢餓に耐えられるようになった反面、人間らしく生きるためには、永遠の矛盾があります。
ヒトはカロリーオーバーしない範囲で食べているだけでは、栄養素が足りなくなる場合があります。
特に才能豊かな人ほど、たくさんの栄養素を必要としている、という印象があります。
食べ物では賄いきれない栄養素を、積極的に補充し、細胞のインバランスを整えよう、というのが、
オーソモレキュラー療法・分子整合医学の考え方です。
ウイルスを攻撃する免疫細胞も、この栄養素から作られています。
ウイルスに感染するリスクは誰にでもあります。
しかし、粘膜を強化し、免疫細胞がしっかり働いていれば、感染しても、さほど怖くないのです。
ウイルス対策に自然免疫を強化しよう
免疫とは
「自己」と「非自己」を識別し、非自己を排除する仕組みです。
非自己とは、ウイルスや細菌、カビ、ハウスダスト、花粉、化学物質、等のことです。
免疫には、自然免疫と獲得免疫があります。
自然免疫
町のお廻りさんの様な働きをしています。
外から入ってきた、ウイルスや細菌を、マクロファージ・好中球・樹状細胞・NK細胞などが、即座に捕まえて、
食べて処理し、身体を守ってくれています。
獲得免疫
訓練されたスナイパーのような働きをするのが、獲得免疫で活躍するT細胞やB細胞です。
一度感染すると、抗体が作られ、次に同じ感染が起こったときに、直ちに認識して、やっつけてくれます。
しかし、これまで一度も出会ったことのないウイルスを倒すのには、
訓練期間、つまり抗体を作るまでに時間がかかるので、感染してもすぐにはスナイパーは出動できません。
自然免疫が、どんな敵(細菌やウイルス)をも倒せるのに対して、
獲得免疫・エリートスナイパーは、特定の相手だけしか倒せないのです。
スナイパーがウイルスを倒す抗体を作っている訓練期間の間に、肝心の身体が負けてしまうことだって、あります。
ワクチンは、獲得免疫です。
ワクチンは、抗体を作り、免疫を獲得する役割があります。
新型コロナウイルスに対して作られた新しいタイプのワクチンは、
ウイルスのメッセンジャーRNAを接種することで、それを抗原として体内でウイルスへの抗体を作るという、全く新しいタイプのワクチンです。
しかしワクチンは、
準備して交代を作って出動するまで、時間がかかるということ
ウイルスが変異すると対応できず、効果もなくなってしまう
という、重大な欠点があります。
抗体が出来るまでの間、自然免疫に頑張って働いて貰い、ウイルスの侵入を防いでもらうことが大切です。
ウイルス感染の予防には自然免疫が鍵
感染時には、町のおまわりさんのような、自然免疫が、とても大切です。
自然免疫は、ワクチンのように派手に喧伝されることはありませんが、とてもとても大切な働きをしています。
どんな病原体が入ってきても、怪しいと思えば、即座にウイルスをバクッと食べて、我が身を犠牲にして、
細菌やウイルスをやっつけてくれています。
相手がどんなウイルスや細菌であっても、バクッと食べて消し去ってくれます。
あなたの身体を守るために、健気な働きをしてくれているのが、マクロファージを始めとする、自然免疫なのです。
自然免疫を強化することは、どんなウイルルや細菌が襲ってきても、対応できることを意味します。
自然免疫は、変異したウイルスでも、どんな敵でも食べてやっつけるので、ウイルスの種類を選ばず、対応出来るのです。
ウイルスがどんなに変異しても大丈夫、しっかり対応してくれます。
自然免疫を強化することはとても大切です。
自然免疫強化策は、ワクチンを作る製薬会社は会社は全然儲からないので、あなたの耳に届きにくいかも知れませんが、
何が大切なのか、聞く耳を持って考えてみて下さい。
町のお巡りさん的な自然免疫は、敵が誰であっても、どんな細菌やウイルスであっても、果敢に挑んでくれます。
しかし、敵の数が多すぎたり、自然免疫=町のお廻りさんが弱っていたりすると、敵の侵入を許してしまいます。
だからこそ、敵の侵入を許さない自然免疫を強化しておくことがとても大切なのです。
自然免疫の強化には、ビタミンA・B・C・D、E、亜鉛、鉄、タンパク質、等が重要です。
新型コロナウイルスワクチンの大きな問題
新型コロナウイルスの様なRNA型ウイルスは、常に変異し続けるので、
せっかく打ったワクチンも、変異したウイルスには効果がありません。
これからの人類は、繰り返し、繰り返し、何年かに一度、新しい未知のウイルスや、変異した既知のウイルスに襲われることを、覚悟しなければなりません。
森林を破壊し、地球環境を破壊してきた結果、森の奥深くに眠っていたウイルスを拡散し、消費社会の恩恵に浴してきた私たちはいま、パンデミックという、自然からの逆襲にあっていると言えるかも知れません。
これからの世界は、次々新しいウイルスが出て来て、繰り返しパンデミックが起こるかも知れないことを覚悟する必要があります。
パンデミックが起こる度に、ワクチンを開発し、ワクチンを全国民に打つ、を繰り返すのでしょうか。
これには莫大な費用ががかかります。何百億円、何兆円と・・・
これを今後、何度も何度も、繰り返すのでしょうか?
一人ひとりが、自然免疫を強化することが、一番現実的で、費用も抑えられる、有効な対策ではないでしょうか。
自然免疫を強化しておけば、敵(細菌やウイルス)が侵入した時に、
敵をやっつけてくれる町のお巡りさん的な免疫細胞が真っ先に現場に駆けつけてくれたら、
次々新しい敵(未知のウイルスや細菌)が襲ってきても、感染しても重症化を防ぐことが出来ます。
オーソモレキュラー療法は、自然免疫を強化するのに、最も有効で効率的な方法
人の全ては、身体も免疫も行動も思考も、
全て栄養素、タンパク質・ビタミン・ミネラル・糖質・脂質から成り立っていると書きました。
自然免疫に関わる細胞も、この栄養素から作られます。
ワクチンを接種すると、ウイルスをやっつけてくれる抗体が作られますが、この抗体の産生にもタンパク質が重要です。
栄養素を補充すれば、ウイルスに感染しない、と言っているのではありません。
中には感染する人も居るでしょうし、重症化する人もいるかも知れません。
しかし、多くの人の助けになるでしょう。
コロナウイルス対策とオーソモレキュラー療法
パンデミックが起こっても、経済活動を停止せずに、同時に感染を予防することができれば、それがベストの回答であることは明白です。
自然免疫を強めて、次のパンデミックに備えましょう。