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オーソモレキュラー療法(4)糖質過多の甘くない危険性

[2015.12.12]

スイーツの危険性 

スイーツブームで安くて美味しいお菓子が世の中にあふれていますね。
甘いものを食べると疲れが取れる 幸せな気分になれるからと
おやつに、飴・クッキー・チョコレート・ケーキや煎餅を食べ、缶コーヒーや甘味飲料水を飲み、砂糖を過剰に摂取する人が増えています。


スイーツを食事の代わりにする危険性

菓子パンやスイーツ等の甘いものを食事の代用にしている人も増えています。
若い一人暮らしの方の中に、食事を簡単に済ませようと、コンビニのおにぎりや菓子パン・カップ麺をよく食べる、と言う人がいます。
惣菜を買うより価格が安いし、満腹感も得られるので、食費を安くするためにそうしていると聞きます。


糖質過剰の危険性

スイーツや菓子パンの多い食事は、糖質過多でカロリーが高いのに栄養素の少ない、身体に負担をかける食べ物です。

子供のおやつにも、甘いお菓子を与える家庭が増えています。簡単だし子どもが喜ぶから。
小さい頃から甘いお菓子を習慣的に食べる子どもが増え、日本国中、沢山の人が日常的に大量の砂糖を消費するようになってしまいました。

でも、それが子どもの将来を犠牲にしているとしたら・・・?
子どもを糖尿病にしたいと思う母親はいないと思いますが、子どもに日常的に甘い菓子類を与えていれば、将来その子が糖尿病になるリスクが高くなると、知っていましたか?

 

反応性低血糖の危険性

砂糖や炭水化物の摂り過ぎは、急激に血糖値を上げ、その結果インスリンの過剰分泌を招き、インスリンによる一時的な低血糖を起こし、その為さらに甘いものや炭水化物を渇望する、という悪循環を引き起こします。
甘いものを食べると、更にまた甘いものが食べたくなるのです。
この問題は若い人に限らず、生活習慣病予備軍と言われる中高年の方々にも共通の問題です。

菓子パンやスイーツなどのお菓子、おにぎりや麺類の炭水化物ばかりを買って食べていると、一時的な高血糖と低血糖状態を何度も繰り返すことになります。

更に、それらスイーツや炭水化物や糖の代謝には、ビタミンB1を消費しますので、ビタミン不足からくる栄養障害や、脚気を引き起こしてしまいます。


栄養障害の危険性

栄養障害になると、無気力や憂鬱、行動の異常や、時には自殺企図など、精神疾患と区別のつかない症状を呈することもあります。
うつ病と間違えられやすく学業や就労を続けることが困難な状態になることも珍しくありません。
新型うつ病・現代型うつ病の多くは、これに該当する場合が多くあります。
普段偏った食事をしている人で、最近やる気が出ないなあ、と感じている人は、意外に多いのではないでしょうか?

このタイプのウツや無気力状態・イライラの改善は、生活習慣を見直すことです。
同時に、将来かかるリスクの高いメタボリックシンドロームを予防することもできます。

このままでは、栄養障害からくる無気力状態の人は増える一方です。
糖尿病や、高脂肪血症、透析患者さんも、増える一方でしょう。

日本の将来の為にも、国をあげて、生活習慣を見直し、病気を防いでいく取り組みが求められています。

 

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