メニュー

思い出に残る患者さんたち

新型うつ病 Hさん(2024.10.05更新)
20歳の大学生Hさんは、元々社交的で明るい方でした。 大学に入学して暫くたった頃から、次第に気分が塞ぎこむようになり、 夜眠れない、昼間眠い、学校へ行くことも、人に会うことも億劫になり、サークル活… ▼続きを読む

誇り高き貧者 F子さん(2024.10.04更新)
私が多くを学んだ患者さん、F子さんもまた、明治生まれの、戦争未亡人の女性でした。 若くして夫を亡くし、ヨイトマケの歌そのままの、清掃や道路工事などの仕事をしながら、 女手一つで二人の子供を育て… ▼続きを読む

アルツハイマーのE子さんとお嫁さん(2024.10.03更新)
30歳前後の頃、たくさんの印象深い患者さんに出会うことが出来ました。 E子さんもまた、明治生まれの女性でした。 某流派の茶道の先生で、その流派では相当な地位にある方でしたが、私が始めてお会いし… ▼続きを読む

高潔な大使 D氏(2024.10.02更新)
私が30歳前後の頃、主治医として治療をした患者さん、D氏は、某国の大使まで務めた、エリート官僚でした。 官僚を定年退官した後、幾つかの企業の顧問を経て(今で言う悪評高い天下りの渡りでしょうか)悠… ▼続きを読む

ホバリング C子さん(2024.09.30更新)
大学病院勤務時代、大学から派遣されて週2日勤務していた病院でのことです。 当時40代後半だったC子さん 重症の双極性障害Ⅰ型で、精神病院に入院してきましたが、余りに症状が激しいので、やむを得ず… ▼続きを読む

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME