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エビデンスと 精神分析的精神療法 と 分子整合医学 10

[2024.09.01]

 

オーソモレキュラー療法・分子整合医学を勉強するようになってから、

現代の医療の矛盾を、今まで以上に様々な場面で感じる様になりました。

 

例えば、ムズムズ脚症候群には、ドーパミン・アンタゴニストという薬が、治療薬として発売されています。

 

末梢神経炎に対する治療薬もあります。

 

昼間の眠気がひどい場合に、覚醒作用のある薬を処方することがありますが、依存性が強く、これは社会問題にもなりました。

 

しかし、神経に作用する薬は、副作用も無視できません。

薬の価格(薬価)も高めです。

ムズムズ脚症候群も、

末梢神経炎も、

昼間の眠気も、

ビタミンやミネラルの適切な補充で改善できる場合が多くあります。

 

安易に神経に作用する薬剤を使用することには、どこかで道をそれてしまったと思えてしまうのです。

 

 厚生労働省は、高濃度ビタミン・ミネラル複合剤を、保険薬として薬価収載していません。

 

ビタミンもミネラルも、多種類の成分が協力し合って作用し、生体を機能させています。

どれか一つを摂取すれば良いというものではなく、単独での投与ではなく複合剤として服用する必要があり、

 

どの種類のビタミンやミネラルが、どのくらいの量で、どの症状に効いたのか、等と言ったデータを出しにくい為、

エビデンスを取りにくいのです。

 

エビデンスがないから信用できないと言う人もいますが、
ビタミンやミネラルの効果を立証し、エビデンスを取得するには、多額の費用がかかります。

 

多額の費用をかけてエビデンスをとっても、ビタミンやミネラルに特許は取れません。

特許が取れなければ多額の費用は回収できません。

 

誰が多額の費用を出して、そんなことをするでしょうか。

ビタミンやミネラルなどの栄養素のエビデンスを取ろうとする人がいないのは、そういう背景があるのです。

 

 

 

 

 

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