C子さん 2
[2011.02.18]
えっ、C子さんがいない!? 外には出られないはずなのに・・・?
そして・・・更に信じられない光景を見たのです。
何と、C子さんは保護室の天井に、ヤモリのようにへばりついていたのです!。
天井は平らな平面で、つかまるようなところはまったくありません。
壁もまったく平らな平面で、窓もなければ、サンもありません。
C子さんはパジャマ以外、身に着けていたものは何もありません。
手袋も吸盤も何もありません。素手です。
素手で天井にへばりついている人間を見たときの驚きと言ったら・・・
そんな重力に逆らうようなことが可能なはずはない・・・のですが、確かにこの目で見たのです。
一緒にいた看護婦も仰天していました。
この看護婦は、よほどショックだったのでしょう。間もなく病院を辞めてしまいました・・・。
後から、落ち着きを取り戻したC子さんに聞いたところによると、
布団を縦にしてその上に登り、天井によじ登ったと言っていましたが・・・
今でもどうやって素手で、少なからず長い時間、人間が天井にへばりついていられたのか、
不思議でなりません。
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