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明けましておめでとうございます。

[2026.01.10]

明けましておめでとうございます。

2026年、丙午、良くも悪くも、大きな変化を予感させる年が始まりました。

AIの進歩
東シナ海をめぐる様々な問題
医療機関をめぐる厳しい現状

医療を取り巻く世界では
医療従事者の責任を厳しく問う一方で、
医療従事者の給料が上がらない現状では、

訴訟のリスクの高い専門科を選ぶ若い医師が減り、美容系や産業医を選ぶ医師が増え

救急で病院に行っても
麻酔科医がいない
外科医がいない
循環器専門医がいない

そんな時代は、すぐそこに来ています。

地方では、大きな病院の閉鎖、あるいは統廃合が増えていくでしょう。

家賃の高い都心では、保険診療だけで診療を維持することは、難しくなっていくでしょう。

都心の家賃の高い物件で保険診療を続けようとすると、
保険診療では、1日に何十人もの患者さんを診ないと採算が合わないのが実情で、
一人の患者さんにかけられる時間は5分程度、10分を超えたら経営的には厳しくなってきます。

みゆきクリニックの様に、しっかりと説明をしようとすると、20~30分かかることも多く、
これを保険診療で行っていくことは、この先、次第に難しくなっていくかもしれない、と1~2年前から感じるようになりました。

医療機関も、家賃や人件費が払えなくなったら、
運営を維持することが難しくなるのは、他の業種と同じです。

臨床医だった私の祖父も、父も、亡くなる数か月前まで患者さんを診ていました。
恩師の小此木啓吾先生も、保険診療続ける意味を語っていらっしゃいました。

私も、生きている限り、人生が終わる直前まで、臨床医を続けたいと思っていました。でも
私が生きている間に、日本の誇る健康保険制度が崩壊の危機に直面することになるなど、想像もしていませんでした。

 

厚労省が本気で医療機関の経営改善に取り組まなければ、
遅かれ早かれ、日本の医療は崩壊していくでしょう。
2026年は、その試金石となる年です。

「病気になったら保険証を持って病院に行けば、いつでも診てもらえる」
という、これまで当たり前に思っていたフリーアクセスの病院受診は、難しくなっていくかも知れません。

皆さんには、是非、普段から
医師と信頼関係を築いておくことをお勧めします。


信頼関係は、数回会っただけで簡単に築けるようなものではありません。
時間をかけて、人として心を使って、誠意をもって、築いていくものです。

これからは、いざという時にサポートしてくれる信頼のおける医師と、普段からしっかりと信頼関係を築いておくことが、
なお一層、求められるようになっていくでしょう。

困った時に頼りになるのは、そんな個人の信頼関係。

医療においても、
個人と個人の助け合いが重要な時代になっていくように思います。

 

みゆきクリニックは、2026年も健康保険診療を続けて参ります。

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