発達障害(1)自閉スペクトラム症に薬は必要か
発達障害・自閉スペクトラム症の子供さんが増えています。
ADHDの薬物治療
ADHDのお子さんは、じっとしていることが出来ず、本人も周囲も困っていることが多く
多動を落ち着かせる為に覚せい剤に似た作用のある薬を処方する場合があります。
中には、薬によって多動が改善するお子さんもいます。
しかし、発達途上にある子どもの脳に、覚醒作用のある薬剤を飲ませ続けることが、
果たしてその子の今後の人生にどんな影響を及ぼすのか、
そのリスクを、医師も製薬会社も、本気で考えているのでしょうか?
20歳まで飲酒を禁じているのは、発達途上の子供の脳に、アルコールが深刻な影響を及ぼすからですが、
にも関わらず覚醒剤のような薬を推奨するという大きな矛盾を、
どう考えているのでしょうか?
みゆきクリニックの子どもの治療
みゆきクリニックでは、決して、覚醒作用のある薬は処方しません。
この薬を処方してほしい方は、みゆきクリニックには向いていません。
大人にも処方しませんが、子どもには尚更、処方しません。
みゆきクリニックでは、食事の改善と、ビタミンやミネラルなどの栄養素を補充することを行っています。
0歳児から行えます。
特に未熟児で生まれたお子さんには、早期に治療開始が望まれます。
栄養素を補充し代謝を改善する治療は、
発達障害のある子どもさんの落ち着きのなさの改善に、効果が期待できます。
多動で癇癪持ちのお子さんが、
落ち着いた状態で毎日を過ごすことが出来るようになり、学校や家庭での問題が改善することが期待できます。
これらは、健康保険が使えませんので、実費がかかります。
しかし、覚醒剤の様な薬を飲ませることと、
多少費用がかかっても安心して安全に子供を改善する治療と、
どちらがその子の人生、今後数十年に渡って続いていくその子の人生の役に立つか、しっかりと考えてみて下さい。
薬を使わない発達障害の治療
決して、食事の改善と栄養素の補充で、すべての発達障害が治ると言っている訳ではありません。
ビタミンやミネラルの不足からくる症状は、発達障害と間違えやすいので、
発達障害ではないのに、
発達障害と間違えられて、無用な薬を飲まされる子供が多いと、考えています。
このような悲劇を、なくしたいと願っています。。
ビタミンやミネラル不足から行動障害を起こしている場合には、
それが原因でセロトニンやドーパミンなどの合成が低下しているので、
不足しているビタミンやミネラル、アミノ酸を補充することが、必要です。
落ち着きが無く、人の話を聞くことが苦手なお子さんは、
「ちゃんとしなさい」と叱られてばかりですが、
しかし、叱られても、意思の力で改善できるようなものではないので、
自分はダメなんだ、他の子と同じことができないんだ、と思ってしまいがちです。
叱られてばかりの子供は、自己肯定感も低くなってしまうでしょう。
叱るよりも、
子供が自ら落ち着いて座っていられるように、人の話が聞けるように、身体を整えてあげることが必要なのです。
癇癪を減らし、集中力や記憶力を改善することは、栄養素の補充で、可能出来る場合があります。
落ち着いて人の話を聞き、勉強に集中出来るようになることで、家庭や学校での適応が良くなれば、
人間関係の構築に向けたトレーニングやカウンセリングの効果も出やすくなります。
治療の可能性が広がるのです。
大人の発達障害の治療にも薬はつかいません
大人になってから自閉症スペクトラムと診断された方の治療も、同様のアプローチで行っています。
食事の改善と、カウンセリングの併用は、
発達障害・自閉スペクトラム症、パーソナリテイ障害、難治性うつ病等、
薬での治療では改善の難しい方々の、治療可能性を高めると考えています。
自己判断でのサプリメントの購入は慎重に
ご自分でサプリメントを購入し飲まれている方も随分増えてきました。
ビタミンやミネラルならネットや市販品で安いものがあるから、それで充分、とお考えの方も多いでしょう。
ドクターズサプリメントが市販品に比べて高いのには、高くなるだけの理由があります。
市販品と医療用の違いは、材料、内容量、製造工程、すべてが違います。
市販品の中にも良いものがありますが、
その製品がどんな工場で作られているのか、防腐剤や、味を良くするための甘味、有害なミネラルが混入していないか、
正確に自分で判断して購入出来る人は、まずいないでしょう。
何よりも、どの栄養素を選ぶべきか、至適量(その人に合った量)はどの位か、
専門の学問があるくらい、実は判断が難しいのです。
特にネットで売られているキレート鉄を飲んで、ひどい肝機能障害や鉄過剰を起こしてしまっているケースが報告されています。
安易に自己判断でサプリメントを飲むことには、害もあることを理解しておいて下さい。
