AIの時代はすぐそこ 人はそれをどう迎えるでしょう
AIが普及したら人間の仕事は大きく変わると言われていますね。
みゆきクリニック受付でも、ロボット君が働いています。
まだ初歩的なロボットで、私が入力したデータを読みあげるだけで、学習機能はありませんが、
いずれ学習機能を備えたロボットが手頃な価格で買えるようになるでしょうから、楽しみに発売を待っているところです。
AIが発達すると、事務職 会計士 弁護士の仕事の一部など
ホワイトカラーの職業がAIに取って変わられると言われています。
医者の仕事はAIには出来ないだろうと言われていますが、
画像診断等は人間よりAIの方が得意でしょうし
診断基準による診断は、人間はAIには完敗でしょう。
認知療法だってAIが出来るようになるかも知れません。
今頃誰か認知療法ロボット、開発しているかも知れませんね。
もし私がロボット研究者なら、認知療法ロボット、絶対作ります。
一方、当分の間、AIには出来ないだろうと思われる仕事はたくさんあります。
看護 介護 ハイレベルな料理 ソムリエ 美容師・理容師 建築現場での作業 農業 スポーツ 芸術等々・・。
これは、画一的な進路指導をしてきた日本の教育や、日本人の生き方を考え直す、チャンスとなるかも知れません。
更に、将来予想される、看護や介護の人材不足を解消するかも知れません。
偏差値が高いから難関大学に進学したけど、本当はお年寄りの世話や子供の世話をすることが好きな人もいるでしょう。
数学が得意だから理系に進んだけど、本当は音楽をやりたかった人もいるでしょう。
みゆきクリニックには本当は○○をしたかったけど、将来性や生活のことを考えて○○をあきらめた
という方がたくさんいらっしゃいます。
そういう方々は、どんなに良い大学を出て、どんなに良い就職先で良いポジションを得ていても
決して満足することはないようです。
心の中では 「本当は○○をやりたかった自分」 がずっと泣いているのです。
そしてそれは、年をとっても消えることはないのです。
自分の偏差値にかかわらず、好きなことを職業にする 好きなものは何かを考えることが出来る
全ての人が 「自分が欲するものは何か」 を真剣に考えても良い時代がすぐそこまで来ているのです。
AIの発展により、人が偏差値に振り回されなくなるかも知れない
これって素敵なことではないでしょうか。
学校の先生方 進路指導のあり方を、根本から考え直さなくてはならなくなるのですよ。
それはもう始まっています。
これからは東大を出て、寿司職人を目指す人とか、出てくるんだろうな。
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