孤食と偏食
[2020.11.21]
食べることに興味の無い子
小食な子
決まった物しか食べない極端な偏食
食にまつわる問題を抱えた子が増えています。
共通する問題の一つに、孤食があります。
両親の帰宅が遅く、用意してある料理を一人で温めて食べる子
そもそも料理が用意してないので、自分で適当に買ってきて食べる子
家族の生活時間が合わないので、各々が好きな時間に食べるという家庭
親が家にいても、忙しくて家事をしているので、子供には一人で食べさせている家庭
食卓を囲むという行為には、単なる栄養補給だけではない、重要な意味があります。
コミュニケーションの場であり、
社会性を育む上でも大切であり、
親が子供のために時間を割くことは、子供の自尊心にも重要です。
忙しい大人にとっては、無駄な時間のように思えるかも知れませんが、
とても意味のある、重要な無駄なのです。
単なる栄養補給だとしたら、それは食事ではなく、餌です。
子供さんの食事、餌になっていませんか?
「みんなで食べると美味しいね」と、語りあいながら食べる食事は何も美味しくなりますよ。