筋トレは頑張らないで
みゆきクリニックにはアスリートの方も通院されて来られますが、
アスリートの方と言えども、意外にも旧態依然とした方法で
トレーニングをされていることに驚かされます。
全身の細かい筋肉に配慮したメニューを日替わりで組み合わせてインナーマッスルを鍛え、
身体の軸をしっかりさせた上で、競技の内容に応じて大きな筋肉を鍛えれば、
故障を少なくすることに繋がります。
一般人には、大きな筋肉はそれほど必要ありませんが、
故障の少ない身体を作るには、一般人もアスリートも同じです。
インナーマッスルと全身の筋肉のバランスがとても重要です。
なのにトレーニングと言うと、アスリートも一般人も、何故か大きな筋肉を鍛える方法ばかり。
殆どのジムでも、そういうマシーンしか置いてありません。
これでは、健康の為にと思ってせっかく運動をしても、故障を招きかねません・・・。
肺癌の手術を受けられた70歳代のニュースキャスターの方が、
術後、トレーニングで、肉体改造と称して、大腿四頭筋や大胸筋を鍛えている様子が
ニュースで紹介されていましたが、バランスの良い筋肉を作ると言う考え方からすると、
70歳代になってそのようなことをなさるのは感心しません。
下手をするとぎっくり腰になります。
折角運動をなさるなら、怪我や故障のない方法で、続けて頂きたいと思います。