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攻撃性 乱暴さと 精神分析的精神療法と分子整合医学 15

[2024.10.27]

 

子供の攻撃性は、運動性の発露でもあると書きましたが、

 

これは決して、子供は乱暴であっても良いと言う意味ではありません。

 

子どもは、特に男の子は多少乱暴な位で丁度良いと、攻撃性を受容する文化もありますが

乱暴さを放置したままでは、成長して不適応をおこすことになりかねません。

 

人は生来、攻撃性や怒りや憎しみを持っていますが、それらは成長するに従って、

きちんとコントロールされるようになければなりませんので、

 

その為には周囲の大人たちの支えを必要とします。

 

 

共感性の高い大人は、感情を爆発させている子供に、その感情を適切なものにして返してやる、

というやり取りを自然にしています。

 

両親や祖父母がその様な役割を果たすことが出来れば一番良いのですが、

 

そういうことが苦手な大人も沢山いますので、そのような場合に、

精神分析家のような臨床家の助けを借りることが出来ると、人生の意味が変わってくるでしょう。

 

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