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発達障害と栄養問題

[2015.06.27]

発達障害の子供が増えています。

 

彼らの多くは、普通の学校での普通の教育には馴染めず、特別な支援を必要とされています。


発達障害の子供たちの特性に合わせた、特別な支援を提供することは、大切なことです。

 

発達障害か?栄養素の不足か?


一方、私は精神科医として、何人もの子供たちを診てきました。
発達障害と診断されている子供たちの中に、鉄や亜鉛等のミネラルや、コレステロール
等の
低い子供が少なくないことに、注目しています。


発達障害と診断された子供たちに、鉄や亜鉛やEPA・DHAをサプリメントで飲ませてあげると、
別人の様に落ち着いて、教室に座っていられるようになり、成績も伸びてくる子供たちがいます。

彼らは発達障害なのではなく、栄養素が不足していたのです。


これには心底、驚きました。


発達障害と思われていた子供たちが、栄養素で改善する、という事実に直面し、
精神科医として、精神医学の概念を見直さなければならない程の衝撃を受けました。

現在、日本の児童精神科では、発達障害の子どもに、薬物治療が行われています。
しかし、実際には、薬物治療が有効な子どもよりも、
栄養素を補充することで改善する子どもの方が、多いのではないか、と考えています。

 

実際、みゆきクリニックでは、子供に薬は処方していませんが、

みゆきクリニックを受診した子ども達の殆どが、
栄養素の補充で、多動や癇癪が改善しています。

 

育児と子どもの発達を考える会を設立


みゆきクリニックを訪れた子供たちだけではなく、他にも、栄養素が不足している為に
発達障害と間違われている子供たちがたくさんいるのではないか?

いや、いるはずではないのか?


彼らの中には、栄養素を補充してやれば、他の子ども達と同じように、
勉強したり、お友達と遊んだりできるようになる子が、いるはずではないのか?。

 

栄養素が不足している為に、発達障害と間違えられている子供たちを一人でも減らしたい。

その思いは日に日に強くなっていきます。


障害に苦しむ子供を一人でも減らし、日本の将来に役に立つ人になってもらいたい。

彼らを障害者として福祉の対象にするのではなく、タックスペイヤーにするべき(エイブラム・ホッッファー)ではないのか?

しかし、サプリメントを自分の子供に買ってやりたくても、経済的事情等で買えない親もいる・・・

無料で子供たちにサプリメントを届けてあげることは出来ないだろうか・・・?

一方、親に連れられてみゆきクリニックを訪れた子どもたちの中に、
子どもにサプリメントを買ってやらない親が、少なからず、います。

ある栄養素が不足しているので、これを補うことで学校に行けるようになるかも知れないと説明すると、
子ども自身は、是非サプリメントを飲みたいと希望するのですが、
費用を出すことに親が難色を示し、サプリメントを子どもに買ってやらない親が少なくないのです。

親が買ってやらなければ、子どもはサプリメントを飲むことが出来ません。

決して経済的に困っている家庭でなくても、むしろ経済的には余裕のある家庭でも、
子どもにサプリメントを買ってやらない親がいるという現実に直面し、

子どもたちはきっと、心の中で、「親は自分の為にお金を使ってくれないんだ」と、
見捨てられた様な気持ちになるかも知れない、子どもたちの、絶望感、悲しみはどれほどか、
と思うと、心が痛みました。

親の経済状況に関わらず、子どもたちにサプリメントを無償で提供することの必要性を痛感し、
一般社団法人育児と子どもの発達を考える会 を設立しました。


サプリメントは寄付金で購入し、毎月100名様まで、お一人様1種類、無償で提供しています。
資金難でもあり、多くの方には提供出来ません。
何卒ご理解を賜りますよう、宜しくお願い致します。

詳しくは、人育児と子どもの発達を考える会 のページをご覧下さい。

 

 よくあるご質問

どのように改善していくのですか

治療の第一歩は、食事の改善です。
砂糖と小麦粉を減らすことから始めます。


砂糖、液糖、甘い物全て、菓子類、料理に使う砂糖・・・
砂糖はどのような形でも、食べないようにしましょう。

小麦粉も減らしましょう。
パン パスタ ラーメン うどん ピザ・・・

子どもの好きな食べ物には、小麦粉がいっぱいです。
家族全員で協力して、家族全員で、親も一緒に、食事を見直していきましょう。

砂糖と小麦粉を減らすだけで、行動障害の改善する子もいます。

赤ちゃんのいる人は、小麦粉と砂糖を避ける食事習慣を、離乳食から始めて下さい。

更に
マーガリン(=ショートニング)や、アスパルテームのような人口甘味料は
砂糖より有害です。
成分を確認し、食べないようにして下さい。

普通に食べているはずなのに、どうして栄養素の不足と判断するのですか?

同じものを食べていても、健康に発育する子供もいれば、栄養不良になってしまう子供もいます。
健康な状態を維持するのに必要な栄養素の量は、非常に個人差が大きいと言われています。

例えば、ナイアシン(ビタミンB3)は通常は
110mg位摂取すれば十分と思われていますが、
人によっては、
1日にナイアシン5000mg(実に500倍!)位必要とする人がいます。

この個人差の大きさが、栄養素の問題を分かりにくくしています。

 

鉄剤なら健康保険の薬があるのに、どうしてわざわざサプリメントを使うのですか?


健康保険で扱っている鉄は無期鉄です。

無機鉄は体内でフェントン反応を起こし、フリーラジカルを発生させます。

フリーラジカルは細胞を酸化させ、細胞を傷つけるリスクがあります。
その為、無機鉄は長期間服用することが出来ません。


栄養素が不足している為に様々な問題を起こしている子供たちには、
長期間にわたって鉄剤を服用して頂く必要があります。

長期間安心して服用するためには、タンパク質にくるまれた鉄剤・ヘム鉄をお勧めします。

ヘム鉄は健康保険では扱っていませんので、サプリメントの扱いになります。


市販のサプリメントの中には、「ヘム鉄」という名前で売られているけれども、
ヘム鉄の含有量が極めて少量で、大半は無機鉄である、という場合があります。

100%ヘム鉄は価格も高く、扱っているメーカーも少ないのが現状です。

 

キレート鉄に要注意!!

キレート鉄 という効率よくフェリチンを増やすサプリメントがあり、ネットで売られています。
キレート鉄を推奨している医師もいます。
でも、その危険性をきちんと理解していますか?

腸管はゴッドハンド(神の手)とも言われ、
体内に入れても良いもの、悪いものを、厳しくチェックしています。

キレート鉄は、この腸管の判断を騙して、鉄をどんどん吸収させるように作られているので、
鉄過剰を招いてしまいます。


鉄は排泄経路を持たないので、過剰に吸収された鉄は組織に沈着してしまい、非常に危険です。
キレート鉄を飲まれた方は、フェリチンが異常高値を示してしまうことが多く、
かといって、鉄を排出することも難しく、
その後の治療を非常に困難なものにしてしまいます。

医師が勧めているから、本に書いてあったから、ブログに書いてあったから、ネットで見たから
と言って盲信しないように、充分に注意して下さい。

他にも、市販品やネットでサプリメントを購入して飲んでいる方の中に、
肝障害を起こしている人がいます。
自分で購入する場合には、よく品質を確認してください。
自分で判断出来ない場合には、オーソモレキュラー療法を実施している医師にご相談下さい。

サプリメントは発達障害だけに有効なのですか? 知的障害の子供にも効くのですか?

生まれつき特に問題がないのにも関わらず、知能が低い子供も増えています。

発育期に、体内の貯蔵鉄やミネラルの量が足りないと、知能の発育が遅れることがあります。

先天的な問題がない場合には、早い段階で鉄等を補えば、知能の発育を取り戻せる可能性があります。

治療の開始が早ければ、改善する可能性は高くなりますが、

鉄の補給の開始年齢が遅れると、回復が難しくなります。
可能な限り早めにご相談下さい。

 

発達障害や知的障害は栄養素の不足に原因があるの?


すべての発達障害や知的障害の原因が、鉄や亜鉛等のミネラルの不足や、コレステロール等、
栄養素の低いことに原因があるというわけではありません。

しかし、ここでは、成長を続けている子供にとって、鉄や亜鉛等のミネラルやコレステロールの不足は、
生涯に渡って深刻な問題を残すことがあるということを強調しておきたいと思います。


食事に気を付ける、サプリメントを飲む、
という簡単な方法で解決できる場合があることを知っておいて頂くことは、とても意味のあることです。

 

 

 

 

 

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