子どもへの投薬
[2019.09.14]
かつて子どもだった人が大人になり、みゆきクリニックへ自分の意思で転院してくる人が増えています。
子どもの頃 パニックや問題行動を起こして、親に児童精神科に連れて行かれて、
小さいころから薬を飲んでいた・・・
でも余り改善しなかった、というケースも・・・
若いのに服薬の履歴は10年以上なんて人も・・・。
現代の医療は、子どもに、安易に薬を処方しすぎる、と思って居る私は、患者さんの話を聞いていて、切なくなります。
一流製薬メーカーの薬だから大丈夫、厚生労働省が認可した薬だから大丈夫
と思って、親は子どもに薬を飲ませるのですね。
一流製薬メーカーの薬でも、厚生労働省が認可した薬でも、
果たして本当に必要なのかどうか、本気で考える必要があります。
現代は情報が溢れているけど、適切な、本当に大事な情報は手に入りにくいことも多く
良いものを提供している人の声は小さいのです。
患者さん自身が賢くなることが求められています。
-----