街で見かけた発達障害 日本編
先日、非常にレベルの高い料理を、驚くほどリーズナブルな価格で提供している
あるレストランへ食事に行きました。
若い夫婦が極めて基本に忠実に、手間を惜しまず、一生懸命、一日中働いて作られる
料理の質の高さには目を見張るものがあり、将来の楽しみな料理人です。
若い男性がサービスを担当していました。
彼は軽度の発達障害があると見受けられましたが、一生懸命やろうとしているのですが
モタモタするばかりで、空気が読めないので、料理の説明をするにも
メモを見ながら強引に客の会話に割って入ってきてしまい雰囲気を壊してしまいます。
同行の者は、「レストランの料理はサービスも含めて頂くものであって、あんな酷い
サービスでは折角の料理も台無しになってしまう。
何故あのような人をサービススタッフに使っているのか。」
と批判していました。まったく同感ですが、しかし・・・
見事なサービスを提供できるサービスマンは数も少なく、給料も高いので、
小さな店で採用することは難しいでしょうし、もし採用したら
その人件費は料理の値段に跳ね返ってしまい、今の様な
リーズナブルな価格で料理を提供することはできなくなるでしょう。
発達障害の方は確かにサービス業には向かないことが多くあります。
でも、増える一方に思える発達障害の人たちは、どこで働いたら良いのでしょう?
客の立場でサービスの至らなさを批判することは容易ですが
ああ、彼は発達障害がありそうだな、でも一所懸命やっているな、
どうにか頑張って、社会に適応していってくれると良いな・・・
と寛容な大人の眼差しで見つめてあげることは、できないものでしょうか・・・。
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