日本的なもの
[2011.05.08]
学会も、演奏会も、中止が相次いで残念に思っていたところへ、
少しづつ再開するところが増えてきました。
3月に中止になった、人間国宝の方々が揃って出演される予定だった文楽が
夏に上演されることが決まったとの連絡を頂き、早速チケットの手配をお願いしました。
大変に入手困難なチケットだそうですが、
文楽の重要な場面で使用される煙幕を提供している芸術家の方が
チケットを取って下さいました。
入手出来なかった皆様、すみません・・・・。
文楽はその芸術家の方と御一緒させて頂く予定ですが、
世界各国で個展を開き、世界中の美術館が作品を買い上げる、
とても有名な女性作家ですが、気さくで美しい方です。
彼女の作品はみゆきクリニックの待合室にも飾ってあります。
「月光」と題される福本潮子氏作品で、作家の方から譲って頂きました。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shihoko/
震災後、以前にも増して、日本的なもの、日本人の手によるものに
より親しみを感じるようになったのは私だけではないでしょう・・・。
日本人として、日本を見つめ直したい、という思いからなのでしょうか。
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