院長のコラム
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コンテンツ一覧
精神分析的精神療法 と 分子整合医学 10
(2010.11.15更新)
分子整合医学を勉強するようになってから、現代の医療の矛盾を、
今まで以上に様々な場面で感じる様になりました。
例えば、ムズムズ脚症候群には、ドーパミン・アンタゴニストという薬が
治療薬と… ▼続きを読む
精神分析的精神療法 と 分子整合医学 9
(2010.11.13更新)
EBM・根拠に基づく医療は、一定の医療水準を保証するのには役に立ちますが、
クリエイテイブなものを生み出す培地にはなりにくいのでしょう。
悪いことが起こらないように配慮し過ぎると、自発性は制限され… ▼続きを読む
精神分析的精神療法 と 分子整合医学 8
(2010.11.12更新)
90年代にEBMが主流になりつつあった頃、
私は内心、これは医療従事者の思考過程を限弱させかねないと本気で心配していましたが、
残念なことにそれが現実のこととなりつつあるようです。
地域医療が… ▼続きを読む
精神分析的精神療法 と 分子整合医学 7
(2010.11.11更新)
アメリカでは既に、認知行動療法ではパーソナリテイの改善には充分ではないと言う
データが発表されてきています。
アメリカで下火になり始めた頃に日本での流行が始まったのですから、皮肉なものです。
… ▼続きを読む
精神分析的精神療法 と 分子整合医学 6
(2010.11.10更新)
日本では、精神療法・カウンセリングと言えば、認知行動療法が主流になっています。
誤解を恐れずに言うなら、この状況は、フランス料理を食べたことのない人が、
ハンバーグをフランス料理だと言っている様な… ▼続きを読む
精神分析的精神療法 と 分子整合医学 5
(2010.11.09更新)
精神分析的精神療法を受けようとすると、毎週決まった曜日、決まった時間に治療に通い、
自分のことを内省し、それを言葉にしていく作業を何年も続けて行くのですから、
とても大変な作業です。
最初から精… ▼続きを読む
どうやって病名をつけるのでしょう 12
(2010.11.08更新)
同じ過食症でも、中高生の思春期の過食症と、30歳過ぎて発症する過食症とでは、
発生の機序も原因も、全く異なります。当然、治療アプローチも異なります。
中高生の、思春期心性に基づく過食症・摂食… ▼続きを読む
どうやって病名をつけるのでしょう 11
(2010.11.06更新)
スイーツがはやり、パテイシエが人気となり、新聞や雑誌はお菓子の特集を組み・・・
今ではお菓子は身の回りに沢山あって、美味しいお菓子を
手軽に食べられるようになりました。
しかしながら、日常的に砂糖を摂… ▼続きを読む
どうやって病名をつけるのでしょう 10
(2010.11.05更新)
摂食障害は通常は中高生の頃に発症する少女の病気で、
子どもの頃の母親や母親代理との関係が葛藤的な場合に
摂食障害がおこってくることがあると考えられています。
この点については、母親に問題があ… ▼続きを読む
どうやって病名をつけるのでしょう 9
(2010.11.04更新)
摂食障害と言っても、病態水準によって、その病理は様々です。
数年前、イギリスのBBC放送が、摂食障害の治療を実践している
イギリスのある診療所の治療プログラムを紹介していたので、興味深く見てみ… ▼続きを読む