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思い出に残る患者さんたち

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E子さん 4 (2011.02.26更新)
私がお家元主催のお茶会にE子さんが参加することにGOサインを出したのは、 お嫁さんのたっての熱意によるものでした。 お嫁さんは、長年のE子さんの労をねぎらい、何とかしてこのお茶会を成功させ、 E… ▼続きを読む

E子さん 3 (2011.02.25更新)
お茶会の催された日から間もなくの診察日、 お嫁さんはすこし上気した表情で、お茶会の様子を報告してくれました。 実に立派な堂々とした態度で、見事に大役を果たし、 所作の全てが整然として美し… ▼続きを読む

E子さん 2 (2011.02.24更新)
普段のE子さんの様子を聞くと、日常生活にも支障があるほどアルツハイマーが進んでいるにも関わらず、 お茶の指導の時になると、きちんと着物を着て、背筋をピシッと伸ばし、 別人のようにしっかりとした態度… ▼続きを読む

E子さん 1 (2011.02.23更新)
E子さんも明治生まれの女性でした。 某流派の茶道の先生で、その流派では相当な地位にある方でしたが、 私が始めて診察をした時には既に、かなりアルツハイマーが進んでいました。 毎回、お嫁さ… ▼続きを読む

D氏 3 (2011.02.22更新)
私が医師になりたての頃は、明治・大正生まれの患者さんも多く、 私は彼らに実に多くのことを学びました。 彼らは、御自分の要望や希望、意見、質問等はされますが、 決してクレームになることなく… ▼続きを読む

D氏 2 (2011.02.21更新)
医師の方が多くを教えられる患者さんというのが居ますが、D氏もまた、そのような方でした。 上品な雰囲気、優雅な振る舞い、 病を得て、それとどのように向き合うのか、と言った心構えの様なものを持… ▼続きを読む

D氏 1 (2011.02.19更新)
D氏は、某国の大使まで務めた、今では何かと風当たりの強い官僚の、エリートでした。 官僚を定年退官した後、幾つかの企業の顧問を経て、(今で言う悪評高い天下りの渡りでしょうか) 悠々自適の生活を送るは… ▼続きを読む

C子さん 2 (2011.02.18更新)
えっ、C子さんがいない!? 外には出られないはずなのに・・・? そして・・・更に信じられない光景を見たのです。 何と、C子さんは保護室の天井に、ヤモリのようにへばりついていたのです!。 … ▼続きを読む

C子さん1 (2011.02.17更新)
忘れられない患者さんと言えば、もう一人、当時40代後半だったC子さんがいます。 彼女は重症の躁鬱病で、精神病院に入院してきましたが、 余りに症状が激しいので、やむを得ず、保護室へ入れることにしまし… ▼続きを読む

A氏 8 (2011.02.16更新)
それにしても、膝関節上からの両足義足を、妻にも分からないほど自然に振る舞うことが、 果たして可能なのでしょうか・・・。 にわかには信じられないことですが、 A氏は、日本海を泳いで渡って来… ▼続きを読む

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